ご存知ですか?ご自分の耳のこと。。。
たとえば老人性難聴など、年齢とともに聴力が低下するのは自然の現象です。
しかも、はじめは軽度であってもそのままにしておくと、次第に難聴の程度が進むケースが多いようです。
視力を補うメガネと同様に、聴力を補う補聴器もぜひご活用ください。
難聴の種類

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● 伝音難聴
中耳炎や鼓膜の損傷などによる、外耳から中耳にかけての障害が原因です。
医学的に治療が可能とされています。 -
● 感音難聴
内耳以降の感音器の障害が原因です。年齢とともに聞こえにくくなったり、また薬物や長時間騒音下にいることによる聴覚障害です。一般的に医学治療は困難とされています。
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● 混合難聴
感音難聴と伝音難聴の両方の症状があります。
難聴の程度
聴力の低下の度合いによって以下に示すように、難聴の程度が決まります。
あなたの聞こえは、どのレベルでしょうか?
正常 | 25dB以下 | ほとんど不自由しない。 |
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軽度難聴 | 26~40dB | 聞き取りが少し困難になり、遠くの声などが聞きにくくなる。 |
中等度難聴 | 41~55dB | 普通の会話の聞き取りが困難になる。 |
56~70dB | 普通の会話が聞き取れない。 大きな声なら聞き取れる。 | |
高度難聴 | 71~90dB | 耳元の大きな声ならなんとか聞き取れる。 |
ろう | 90dB以上 | ほとんど分からない。 |
補聴器選びの3つのポイント
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ポイント1
● 「ご自分の耳の聞こえ具合を知る!」
まずは、ご自分の耳の聞こえ具合を把握しましょう。人それぞれに耳の特徴があり、聴力損失の程度も異なっているからです。
補聴器選びの第一歩は耳の特性を知ることです。 -
ポイント2
● 「補聴器の特性を知ること!」
耳と同じように補聴器にも特性があります。形状の違いから、音質の違いなど、その特性がご自分の耳の特性とうまく合ってこそ“自分にふさわしい補聴器”と言えます。
ご自分の耳にぴったりと合うこと。それが補聴器選びの基本です。 -
ポイント3
● 「専門医・専門店でのご相談!」
補聴器をお買い求めの前には、必ず聴力の測定をお受けください。専門医もしくは専門店でじっくりとご相談ください。